■日時
2006年10月17日(火) 18:00-20:00
■場所
大阪大学吹田キャンパス 人間科学部 31講義室
※地図( http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/suita.html )の5番
http://www.hus.osaka-u.ac.jp/access/can.html
■主催
大阪大学 コミュニケーションデザイン・センター
■内容
知識基盤社会では、研究活動が大学の外で行われることも一般的になってきました。特に政府でも営利企業でもない非営利組織(NPO)は、日本ではまだ限定的な役割しか果たしていませんが、諸外国では環境や町づくりなど、あらゆる問題を扱うセクターとして、その重要性が増しています。非営利セクターは増大した高学歴層の吸収先としても注目されているという側面もあります。
トランスナショナル・インスティテュートはオランダ・アムステルダムに拠点を構え、20人近くの専従職員と世界各国にちらばる学者・活動家からなるフェローを抱える研究・アドボカシーのためのシンクタンクです。水や環境と言ったグローバルな問題を批判的に検証することを主要な業務としています。学生時代からNGO活動に携わり、現在TNIで働いている岸本さんに、欧州におけるNGOの役割や活動について伺います。
■講師紹介
岸本聡子(きしもとさとこ)
1974年生まれ。大学時代から環境NGO アシードジャパンに関わり、気候変動、WTO問題などを中心に活動。1997年より3年間は専従職員として勤務。
2003年よりオランダ、アムステルダムの Transnational Instituteに所属。水道事業の外国企業による民営化に抗し、市民によるオルタナティブを推進、支援する Water Justiceプロジェクトコーディネーター。世界20カ国に
わたる多様な市民参加型水道事業の事例を集めた"Reclaiming Public Water"(2005 Transnational Institute)を編集。
http://www.tni.org
http://www.waterjustice.org
■申し込み方法
どなたでも参加いただけ、参加費は無料です。当日参加も可能ですが、会場の都合上、定員は30名とさせて頂きますので、sts[at]cscd.osaka-u.ac.jpまで参加申し込みをいただいた方の入場を優先します([at]を@に変えてください)。
申し込みにお返事はいたしませんので、当日会場までお越しください。
■問い合わせ窓口
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 春日,八木
tel/ 06-6816-9494
e-mail/ stc[at]cscd.osaka-u.ac.jp([at]を@に変えてください)
※本企画は、(独)科学技術振興機構(JST)「研究者情報発信活動推進モデル事業」に採択された受託研究の一環として行っています。
※大阪大学CSCDの「科学技術コミュニケーションデザイン・カフェ」は「科学技術コミュニケーションデザイン・セミナー」に改名しました。今後も様々な「科学技術コミュニケーター」をお招きして、様々な問題について語って頂く予定でおりますので、ご興味のある方はどなたでもふるってご参加ください。
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