第3回科学技術コミュニケーションデザイン・カフェ
NPOによる市民参加の実践例(静岡県・安間川川づくり構想の実践事例から)
科学技術コミュニケーションデザイン・カフェでは、科学技術コミュニケーションや参加型テクノロジーアセスメントなどの実践領域で活躍しておられる方をお招きし、ディスカッションを行います。次回は「NPOによる市民参加の実践例」をテーマに開催予定です。
カフェという名称が示すように、アットホームな雰囲気での討論を目指していますので、気軽にご参加下さい。
■■日時■■
2006年1月25日(水) 16:00-18:30
■■場所■■
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター2F会議室(本ホームページアクセス欄参照)
■■内容■■
静岡県浜松市での「水辺のある暮らしを楽しむ人々をつなぎ、その環境を支える仕組みをつくりだす」息の長い市民と行政との協働事業が注目を集めています。洪水防止を最優先課題として2001年にはじまったこの事業は、治水から親水空間のデザイン、小学校の総合学習との連携、地元住民の自発的な川を愛する活動と流域の水循環を保全する活動へと面的なひろがりをつづけています。このような多様な活動が多様な資金源と行政・流域を中心とした市民グループをはじめとする多様な集団に支えられているのもこの事業の特徴です。研究会当日は、この「静岡県・安間川川づくり構想の実践事例」についてご紹介頂いた上で、科学技術に限定せず、NPOによる市民参加のあり方や今後の展望について討論を行います。
■■講師紹介■■
山口祐子氏(特定非営利法人浜松NPOネットワークセンター 代表)
浜松NPOネットワークセンターの活動を通じて、「こうなったらいいな」の思いや課題解決の様々な方法が集まり、多様な人たちの出会うさまざまな場を提供。 子ども・障害のある人・在住外国人・高齢者に寄り添い、自立を支え、誰もが安心できる社会をめざしています。
■■申し込み方法■■
参加費は無料です。参加希望者は、氏名,所属,連絡先(メールアドレスもしくは電話番号)の情報と共に、メールまたは電話にてお申し込み下さい。
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 春日,八木
tel/06-6816-9494
e-mail/sts@cscd.osaka-u.ac.jp
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