大阪大学CSCD科学技術コミュニケーションデザイン・プロジェクト

終了しました

報告が中抜けしましたが・・・本日で科学技術コミュニケーション演習（冬期版）が終了しました。
参加頂いた皆さん、お疲れさまでした＆ありがとうございました。
（アンケートへのご協力もありがとうございました。）

本日終了後に希望のあったデザイン講座も含め、
今後、関連のありそうな、また興味を持っていただけそうな企画については、
随時このブログにも予告していきます。

第3日目 座学3＋演習3 市民へのインタビュー手法入門および実習準備

演習前半の課題はこれで終了です。
後半の演習が開始までの間に、学生の皆さんには、自分たちのグループでまとめた「輸入再開のための条件（骨子）」は、想定するステークホルダに受け入れられる内容になっているのか？、抜け落ちている点はないのか？を知るためのインタビューを行っていただきます。
その準備として、春日研究員から「インタビュー手法入門」という簡単なレクチャーが行われた後、質問の手順と内容を考えるという演習を行いました。

第3日目 演習2：BSE問題（輸入再開条件）に関する条件骨子の検討（続き）

昨日に引き続き「BSE問題（輸入再開条件）に関する条件骨子」の検討作業。
各グループ別に簡単なとりまとめを行った後は、プレゼンテーションと質疑応答です。

第2日目 演習2：BSE問題（輸入再開条件）に関する条件骨子の検討

2日目午後は、食品問題を扱うNPOの立場という想定で、輸入再々開のためにはどのような条件を満たすべきかということについてグループワークをしました。
実際に経験された皆さんはどのようなことを感じたのでしょうか？
そもそもの「想定」がわかりにくかった。
「何をすべきか」についてもっと具体的な指示が欲しかった。
初日に異なる専門を持つ同士で討議することによりある種の「違和感」を感じて欲しいと言われたが、あまり違和感は感じなかった（もしくは新しい視点を得る事ができて良かった）。
議論がまとまりすぎていた（発散しすぎていた）等々、様々な感想があると思います。

授業初日に、小林教授からも説明があったように、この演習プログラムは、
教員の側も試行錯誤を繰り返しながら、開発をしている途中にあるものです。
ぜひぜひ、皆さんのご意見を頂ければと思います。

第2日目 座学2：BSE問題のフレームワーク

平川氏による講義。
午後からの演習につなげるためのBSE問題をめぐるプレームワークの説明と共に、
そもそもリスクガバナンスの観点から見たときに、科学と社会の関係性をどう考えるのか？
その中でコミュニケーションがどういう意味をもつのか？について「熱弁」をふるわれています。

第1日目 懇親会

16時〜は懇親会です。
ただし、単なる懇親会ではなく、翌日からの演習に備えて、BSE問題に関する背景説明付きです。
説明資料もたっぷり。
参考資料（昨年５月の食品影響評価に関する諮問／昨年１１月のプリオン専門調査会の報告書／食品安全委員会パンフレット／そして新聞資料多々）もたっぷり。

第1日目 演習1：自己紹介プレゼンテーション

初日午後は、他の参加者（自らの専門とは異なる専門を持つ人々）に、自らの専門分野を紹介し、ディスカッションする時間です。
各班のメンバー構成、またはそれぞれの専門分野によって異なる部分もありますが、どのグループもそれなりに盛り上がっていたように感じました。
今回は前回（夏）とは異なり、会議室内で場所を区切り、同時に３グループ平行で行っています。

第1日目 座学１：科学技術コミュニケーション入門

始まりました。冬期演習プログラム。
（今回までは、演習開発のための試行プログラムという位置づけです。）

ただ今、第1日目午前中の講義「科学技術コミュニケーション入門」の時間です。

この演習全体のコンセプトは、「科学技術コミュニケーター」を直接的に育成することではなく、「異なる専門性を持つ院生が社会的に問題となっている具体的な科学技術（の産物：今回の場合はBSEの問題）を討議することを通じて、自らの専門性の持つ視点、価値観、問題を扱うフレームの特性を反省的に把握すること」を目指しています。

さてさて、どうなることやら。
参加学生のみなさん、スタッフのみなさん５日間どうぞよろしくお願い致します。

2/9-10宮崎大学医学部

宮崎大学医学部の板井さん主催の喫茶☆りんり見学。
本店（大学内）＆支店（近隣の病院内）で、マスターのお茶になごみながらの意見交換。
写真は、本筋とは関係ありませんが、大学病院内のカンファレンスルームにおいてあった椅子と、見学の合間に観光に行った宮崎は堀切峠の景色です。

2/5-6日本科学未来館

すっかり更新がおくれましたが、2/5-6に東京の日本科学未来館への見学および未来館スタッフとの意見交換に行って参りました。
目的も予算規模も全く違うので当センターと異なるので直接的な参考とはならないのですが、それでも、小ネタをたくさんいただくことができました。
東京（お台場）へ足を運ばれた際にはぜひ。入場料が必要ないフリースペースもあります。