インターネットによるアウトリーチ活動の過去と未来: ウェブから学術情報を発信する実践講座
■日時
2006年9月20日(水) 18:00-20:00 (17:30開場)
■場所
大阪大学吹田キャンパス 先端科学イノベーションセンターVBL棟(C棟) 2階会議室
※地図( http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/suita.html )の40番
■主催
大阪大学 コミュニケーションデザイン・センター
大阪大学 科学技術キャリア創生支援室
■内容
インターネット、そして近年ではブログの普及によって、研究者自身による情報発信が一般的になってきました。これは研究者自身のア
カウンタビリティやアウトリーチを重視する昨今の科学技術政策の方向性にも合致しています。しかしながら、研究者はいつから、どのような形で、誰に対して
情報発信していくべきなのかについての議論はあまり多くなされておらず、様々な見解が乱立している状態です。
ウェブなどでの情報発信は社会の科
学技術に対する理解向上だけではなく、研究者本人にも仕事の依頼をもたらすなどの直接的な利益があることも少なくありません。一方で、様々な弊害や危険が
あることも確かです。こうした中で、研究者に求められる情報発信とはいかなるものかについても、議論を熟成させていく必要があるのではないでしょうか。
今回は、早くからインターネットの学術利用をテーマにしたメールマガジンである"ACADEMIC RESOURCE
GUIDE"を発行し、その中でも研究者や研究機関の情報発信について様々な提言を続けてこられ、最近は『これからホームページをつくる研究者のために:
ウェブから学術情報を発信する実践ガイド』を出版された岡本真氏に、日本のネットと学術活動のこれまでとこれからについて語って頂きます。
■講師紹介
岡本真
国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。1998年、"ACADEMIC RESOURCE
GUIDE"創刊。1998年12月〜1999年5月、サイバースペース・ジャパン株式会社。専門ガイド型の検索エンジン「iNET
Guide」の立ち上げに参画。「学術へのWeb利用」の設置を提案し、自身ガイドを担当。1999年5月からインターネット関連企業。データベースの編
集、新規サービスの企画・運用、サービス作成のガイドライン策定など。2006年、『これからホームページをつくる研究者のために』(築地書館)出版。
http://d.hatena.ne.jp/arg/
http://d.hatena.ne.jp/arg_book/
■申し込み方法
どなたでも参加いただけ、参加費は無料です。当日参加も可能ですが、会場の都合上、定員は30名とさせて頂きますので、sts[at]cscd.osaka-u.ac.jpまで参加申し込みをいただいた方の入場を優先します([at]を@に変えてください)。
申し込みにお返事はいたしませんので、当日会場までお越しください。
■問い合わせ窓口
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 平川,八木
tel/ 06-6816-9494
e-mail/ stc[at]cscd.osaka-u.ac.jp([at]を@に変えてください)
※本企画は、文部科学省「科学技術関係人材のキャリアパス多様化促進事業」に採択された「プロジェクト活用型科学技術キャリア創生モデル事業」の一環として行っています。
※大阪大学CSCDの「科学技術コミュニケーションデザイン・カフェ」は「科学技術コミュニケーションデザイン・セミナー」に改名しました。今後も 様々な「科学技術コミュニケーター」をお招きして、様々な問題について語って頂く予定でおりますので、ご興味のある方はどなたでもふるってご参加くださ い。
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